宮城県って仙台市もあるし東北の中心というイメージが強かったのですが、実はもの凄く学力が低いってことを知って大変ショックでした。実際の順位でいうと宮城県のランクはなんと下から2番目。つまり全国で2番目に偏差値が低い県なのです。これにはびっくりです。

だって塾は沢山あるし高校などの数もそれなりに多くあるのに何故こんな自体になってしまっているのでしょうか。ちなみに隣県を見てみると山形は全国でもトップクラスの成績を維持しており県内の進学校からは毎年現役東大生が出ています。岩手もそれなりにレベルが高く青森、秋田も宮城よりはぐっと上です。

何故宮城県がそこまで低いのでしょうかちなみに全国で一番偏差値が低いのは沖縄なのですがそれは納得する理由がちゃんとあります。沖縄の場合は教育体制が充分に行き届いてないのでどうしても偏差値が低くなってしまいます。

しかし宮城県の場合は充分に教育のインフラ整備は整っているはずです。なのに、どうして偏差値がこんなに低いのか、その理由は親の経済状況に関わっていると思います。仙台はベットタウンごとに偏差値の違いがかなりあるのですが、経済の状況に比例しているのです。経済的に裕福な地域の場合はほとんどの生徒が習い事をしていて塾にも通っています。こうしたところは必然的に偏差値も高くなっていて進学校に行くことができます。

宮城県の中でも特に仙台市の進学校は全国的に見ても決して低くはありません。宮城県の平均値を下げているのは他の高校なのです。宮城県内の他の高校が偏差値を下げることによって全体の偏差値も下がってしまいます。なぜこのようなことになってしまったのかはわかりませんが充分に教育が行き届いていないので宮城県全体の格差ができてしまったのでしょう。

ある程度の格差はどこの県でも存在していますが、ここまで極端な例も珍しいです。何とかがんばって経済と一緒のレベルまで引き上げていきたいものです。

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